XXXX - 2014


君の表情の博覧会
心臓と心臓でお喋りしたい
聖夜の電波ジャック、愛は受信できません
三角を作った指の窓から
ピアスホールからの不審火
テラフォーミングは冷蔵庫で
夜のぎんいろ落ちるころ
しなやかな背骨に眠るエデン
思慕する七色
エメラルドクラッシュ
茹であがる月とフォークの臆病
赦されたいふたり、ノアの観覧車にて
銀河系でいちばん尊い手のひら
愚か者にも星は降る
黄色いのは罪だった
君にジュピターはもったいない
やさしさの不在は言い訳になり得るか?
君をリパーツ、群青にばら撒く
不幸せになることを美徳とする国
晩夏の旅人たち
後にも先にも君だけの
わたし愛を可視化できるよ
ねむたくなる終末論
あいらしい殺人事件
気だるい午後、人類滅亡のお知らせ
好きだと言わないでアポロン、貴方の熱で溶けたくない
小指の優劣は交わした約束の数で決まる
カッターナイフ、もぎたて哀傷
コンクリートに熱帯魚
メルヘン禁止地区
君とじゃないと息ができない
チョコミント討伐戦
群青の中に落とした思考の続きを探している
瞼に綴じた大海原に一艘の舟、君をのせて
落下するまぼろしは何を思う
下限の月が水面で泣くから僕の幸せが風邪を引いた
誇りにまみれた英雄の話
誰でもいいからと喘ぐ姿はまるでどこかの魔女よう
電線にひっかかる危ない思考
君の四十九日が遠い
こころ銀行
方舟は僕らをのせて落下する
深海1万メートルオーケストラ
君よりうまく死ねるといい
アンハッピー僕ら
ふたりの逃げ道が水没した
したたる疑似涙
愛を葬るお仕事
肝心なところはスプーンで食べた
ピアニシモとフォルテのふしだら
ジェミニ・クライシス
色違いの呼吸をしている
わたしは橙、あなたは幽霊船
ごめんなさい feat.言い訳
サイハテ・ラブコール
モルタル仕様の惑星β
君がヒトラーだって構わない
純潔の朝を産む
夜にたわむ流星の尾ひれ
明日咲く花を今日殺したくて
白薔薇のねごと
百年むかしは双子だった
たとえばこんな明晰夢
星の墓場で踊ろうよ
静謐な他人ごと
いつかいつかのハッピーエンド
どしゃぶりの愛は新世紀
死にたがりが作ったひとりぶんの夏
その横顔に凪ぐ波音よ
連れて行って、どこだっていいから、悲しくないところへ
ぼくの崇高な正義の犠牲はきみだ
さよならばかりが美しい
ましろい攻防戦
最後の嘘は君にとっておく
そうやってまた青痣を生む
ルシファー・フロム・ロンドン
瞼の上にオリオン座
泣いてもいいよって怪獣はハンカチを寄こした
三日月を描いた唇に蘇生する噂話
あかあかと燃えて星の海
霊安室のシャンデリア
朽ちゆく秩序に積み上げた美学
よい子の黒魔術
すぐにさよならをしたがるのは君の悪い癖だ
あなたの肩にもたれかかる美しい死神の名は
レモンブルー
どうしたって届かない世界で君は息をしています
そのくしゃくしゃな感情、誰が棄てたの?
二十歳からの魔法学
献身的に悪いことをしよう
真昼の月とシエスタ
暇にまかせて夜を織る
災厄をふりまくウィンクの仕方
躍ろうよナイト/歌おうよモーニング
幸福を説く少年/未来を哲学する少女
タブラ・ラサ
悲しみで溶けた瞼をそっと揶揄して
知らずのまにまに夜の街
ひねくれ者のカルテット
君はずいぶん美しく歳をとる
ミルフィーユの崩壊は序章にすぎない
それじゃあ海まで乗せてって
ほしがりな純白
春と死刑宣告
いつか望んだ奇跡が今夜この街に降るそうで
青を信仰せよ
羊を数えて、100年目、君の寝息はまだ聞こえない
第3次君争奪戦
どこにでもあるようなありふれた「さようなら」で僕を泣かせる君は天才です
悲しみの逆再生
ここはきっと美しい地獄
幸せになるための戦争をしよう
水浸しストーリー
純白に呑まれる夕暮れ
月の鱗
惑星へお出かけの際は傘を忘れずに
叶えてさしあげます
えいえんを復唱する魔法使い
息づく瞼の裏側で
あどけない青が揺らぐような耳なり
怪物にハグして
いたいけな猫背
しあわせを抱いて窒息死
スピカ水没事件
もう歩けないと目を瞑る
オペラピンクは誰がために
夢見がちな葬送曲
脱ぎ捨てたパンプスが泣いていた
何も届かないでしょう王子様
深爪の夜
モスグレーの死を夢見て
サテライトの白猫
だって彼は永遠を語る人
夜に轟く星の呼吸
目を閉じてステラ
ピリオドを打て傍観者よ
無勇病ヒーロー
セブンスターを撃ち落とせ
ロングラブの航海
骨さえも拾ってやれない
パステルカラーの惑星が笑う
ビスケットに埋葬
幽霊たちの浮遊する庭
さよならを唱える怪獣、まぼろしを食す
水玉模様の世界で窒息死
涙滴る午後
スターブルーマーチ
お揃いのデイドリームを抱えて天国までドライブしようよ
スピカが唱えた最後の魔法
みずいろに帰還せよ
微笑み返し
ベガは初恋を知る
水魚のお目覚め
足りない分はキスで埋める
人魚の眠る水槽にて
君の赤いそれを受信
ごめんくださいかみさま
角の或る夢
マジョルカの愛した魔法
流れ星も眠る夜に
つぶらな唇で食べてイエロー
知らない蒼が体内で溺死
あなたの温もりを忘れる朝がくるまで
僕の傍らで生まれた星
グッバイ、ワンダーナイト
眠れる呪文
泣きじゃくるエメラルドグリーンのまぼろし
夏を葬る少年のおはなし
来世に持っていけるくらいの傷痕
神話系ララバイ
消えかかる発光体は君だった
嘘吐きは黒い帽子
指切りはこんなにも綺麗で悲しい
はしっこだけ愛してあげよう
ペシミストの幸福論
眠るならどうか君の子宮で
ポルカドットの臨死
この唇でよければどうぞ
ペリドット流星群
流れ星の沈黙を破る海獣の青い指先
ベロアとムートンの密会
星のクレイジーソングでおやすみ
隣町のシャングリラ
エナメルの海
幸福を食べよう
君の言葉がまたひとつ魔法になる
鏡よ鏡よ鏡さん
星降る前世へ
恋に草臥れたらここへおいで
にびいろアンコールは終焉の合図
きみのためっていいながらたくさん言い訳を作った夜
ピノキオの花
愛していたいよ痛いんだよ
三拍子の飛び下りスーサイド
底のない夜を泳ぐ、ひとりきりの夏
within you
天使になった君が言うには
睡魔とアリスブルー
あのこのあかいアンブレラ
モスグリーンの眠る街
惑星を喰らう猫
こぼれおちる爪先は偽り
カシスオペラの午後
とりわけ美しい白痴の話
死体とオルガン
まつげの先から崩壊のポルカ
瞼の裏からひたひたと
ビターな嘘ならお断り
君にあげた愛とおなじ数だけの墓標
脆弱の冠をかぶる日
ばらばらに白くなりすぎた僕らだった
君がいなくて世界恐慌
悲しくって約束も忘却
ネイビーの爪痕を拾い集めて眠る
まなざしは死んでいる
箱庭の鬼にセイハロー
ストロベリーな君のうた
落下した惑星へまぼろしを届けに
いつかの続きを思い描いて融解
簡単に温もりを奪ってしまうその手はずるい
夜な夜な愛を囁きに参ります
海獣ファンタジー、かじりつき禁止
指先の停電
美しくない花ばかりよく喋る
君がプラスチックになる音を聞いた
星のない夜に、帰るって何処へ
その涙は冬生まれ
愛遇い傘
右肩より、みどりの知らせ
ハートフルホラー
瓶いっぱいの白いあなた
星の爪先で暮らすのだって君となら怖くない
スニーカーで夏を拾う旅へ
頭にふたつアンテナを付けた女の子
海が聞こえる病気
君と死逢わせ
ここから先はアートな歯並びの方お断り
夜獣が死んだら、ふたりで朝を探しに行こうね
三角形の頂点で待ってる
ハートの膨らむ季節です
Que sera sera
隣人戦争
スカイチェックのほろ苦い策略
熟した嘘は偽りの木から落ちた
魔法が使えない生き物たちへ
感情の最果てに火を放て
わたしはあなたの死因になりたい
ポケットから笑い声
まぶたにも春、うなじにも夏、ほっぺたにも秋、くちびるに冬をのせて
誰かの白昼夢に違法滞在
もしもし、蝉の声が煩くてきみの声が聞こえない
笑わない夜に会いましょう
ダンデライオン御一行
ちぐはぐな耳朶
ときどき美しい悪意について
肺の奥まであどけない
ネバーランドにわたしと死神
サンクチュアリの廃人による世界平和
ペパーミントの香りが脆くなった涙腺を叩いたら、もうそこは瓦礫の楽園
とある宇宙の誰も知らない密室で
ドレミの森から
ラシドの丘へ
かわいい虚無感は水槽の中
レモンとキリンのどうしても結べない条約
愛に溺れる心臓のエトセトラ
フェイクファーと続きはあの世で
エイプリルにやってきた獣さんの食卓
セプテンバーの愛妻家は戦争がお好き
貴方の云う幸福は理解しかねます
群青にて侵略者を迎え撃つ
Re:Re:愛してる
星は流れるもの花は枯れるもの、君はなに?
シリウスの遠吠え
何が世界を救うって?君じゃないことは確かだね
会いたくって爪を噛む
バンビーノ伯爵
どういたしまして染色体
世界絶命を鮮やかに告げる声は遠い
始まりを嘯く歯車に乗っかって
ささくれた小指のささめきごと
残響はメロウ
アルト・バイオレットの聖戦
古傷をえぐって、あの青を笑う
さめざめと冬の音
嘘月
帰り道を照らす星でありますように
救いが犠牲に変わるまで
リボンも謎もほどけない夜だけど
世界線の交差するところに埋めるといい
ロンリーガール202号室
ストライプ模様入りの絶望でもいかが
ぶくぶく、幸せは泡のよう
お好きかしら?黒い爪
route A / √A
持て余す不幸、結末は黒
宙ぶらりんりん鈴が鳴る
融解寸前、シニカルに笑ってる
じょうずにくるった歯車が私を呼ぶので
頭の悪い会話がしたい
垂直に失恋した場合における公式
朝であり夜だった君の心中
嘘だけ吐いてろ
トルソーが欠けたって聞いたから
えんじ色の呼び水
蹴りたい恥骨
すべからく憂鬱である
三番目の夜は孵らない
どうしようもなくラヴでした
もうずっと君に伝えたかった絶望
恋は雷のように落ちるもの


mjolnir

お題屋さん

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